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新入社員と若手社員ほどRPAを積極的に導入すべき理由

RPA

今回は”新入社員と若手社員ほどRPAを積極的に導入すべき”理由を解説します。

 

ここでいう新入社員や若手社員とは、

・実務経験がまだ少なく、目立つ実績がない方

・先輩から振られるような単純なタスクや定型の業務が多い方

のことを指しています。

 

私自身は今年社会人7年目の中堅になりますが、部内ではRPAやシステムに強い人間として認知されているようです。

本業は工場の生産技術ですが、現在は部内の新システム構築や業務効率化の業務を任される等、ある一定のポジション・信頼を獲得しています。

 

私は、RPAや業務効率化の分野に関しては、新入社員や若手社員ほど有利であり、信頼を勝ち取りやすいチャンスが多いと常々考えています。

 

今回その理由を3つご説明いたします。

理由① RPA化しやすい業務が比較的多い

 

若手社員はちょこちょこしたExcel業務や、ルーティンで行うような単純な業務を与えられることが比較的多いと思います。

 

一方、中堅、ベテランになるにつれて、単純な業務の割合は減っていき、意思決定・マネージメントのような業務の割合が多くなっていきます(業務内容が具体→抽象へと変化する)。

 

RPAが得意とする領域は、単純作業もしくは繰り返し作業ですので、若手社員が普段行っている業務ほど親和性が高いと考えられます。

 

理由② 実績を作りやすい

 

まだ仕事で結果の出せていない若手社員が、先輩社員から信頼を得て、自信をつけていくためには、ちょっとした成功体験を積み重ねていくしか方法はありません。

 

”RPA”というワードは世間的には十分浸透していて、どこの会社も導入しているように思えますが、実際はまだまだ導入の余地はありますし、RPAを扱える人も不足している状況です

 

また、RPA市場はまだまだ成長分野であり、RPAを扱える人材は重宝される・・・というより誰もが簡単なRPAくらいは扱える時代になると私は考えます。

出典:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2599

 

若手社員は自動化できる業務が比較的多く、しかもRPAを推進できる人材はどこの会社も不足しているため、RPAは若手社員が実績を作るには格好のツールといえます。

 

バリバリ自分の業務を自動化させて、よりレベルの高い仕事を任される人材を目指してください。

 

理由③ おじさんにはRPAはしんどい

 

RPA自体はプログラミングでコードを書くよりも簡単に、シナリオ作成することが可能ですが、ある程度のプログラミング的な考え方が必要となる場合が多いです。

 

正直言って、おじさんにはキツいです(笑)

 

能力的にできないわけというわけではなく、そういったデジタルな仕事に対してアレルギーを持っている人が多いのです。

 

逆に言うと、これは若手社員にとってチャンスとも考えることができます。

おじさんが戦えない部分で成果を出すことで、その分野について社内でポジションを確立することができます。

 

自動化については、大したことのない簡単な作業でも、まったく知らない人からすると「すげえ!」と評価されることが多い分野であるため、実はそんなすごいことをしていないのに褒められるという場合が多い気がします。

 

私自身も、コピペをする作業を自動化したときに、全然大したことのないのに、めちゃくちゃ高評価だったことがあります。

ただただ、コピペしているだけなのに(笑)

 

若い人ほどRPAを頑張ろう!

今回、新入社員と若手社員ほどRPAを積極的に導入すべき理由を解説しました。

今回の要点をまとめると、

① RPA化しやすい業務が比較的多い

② 実績を作りやすい

③ おじさんには自動化はしんどい

 

どんどん自分の業務を自動化させて、よりレベルの高い仕事を任されるような人材を目指していきましょう!